奪って稼ぐ / 高難度SLG「XCOM2」をプレイ#2
前回は地球奪還の命運を握る、XCOMを立ち上げた。
しかしながら、物資の乏しい最序盤でまともにエイリアンと対峙する訳にはいかない。
序盤の立ち回りとしては以下の3点を基本方針としたい。
- とにかく、安全第一
- 物資は奪う
- 全ての兵士を訓練する
XCOM2の兵士には階級が存在し、戦闘を重ね経験値を蓄積することでより強いアビリティを獲得することができる。
経験値というものは戦場に出て敵を倒さなければいけない。
是が非でも貴重な戦力を失いたくない序盤で重要なことは、兵士を訓練し最低限戦える状態にするということである。
XCOM2における階級。戦うことでより強い兵士へと育っていく。
徴兵したばかりのXCOMの隊員は一般人に毛が生えた程度の戦闘力だ。
階級上では新兵→一等兵→上等兵…とクラスアップしていくが、この新兵→一等兵のステップアップがめちゃくちゃ重要である。
実は一等兵へ昇進すると、兵士ごとに兵科というものが割り当てられる。
長距離攻撃に特化した狙撃兵や肉弾戦に強い強襲兵、ミサイルなどを装備する特殊兵など種類は多岐にわたり、兵科を獲得することで様々な戦略を立てることができる。
幸い、先のゲートクラッシャー作戦で必要経験値は獲得したため、第一部隊全員には各々兵科が割り当てられた。
最低限の戦力を整えたところで、次の作戦目標を決定する。
目標は敵基地を強襲し、物資を強奪すること。
偵察部隊から西アジアに敵の補給基地が存在するという情報をつかみ、第一部隊を急行させる。彼らにとって2度目の戦闘である。
西アジア「古代の洞窟」作戦。目標は物資強奪。
任務へ向かう第一部隊。経験値を獲得し全員、一等兵へ昇進済みだ。
降り立ったのは極寒の大地…
うちの部隊に一人、短パンで戦闘に参加している奴がいるが大丈夫だろうか。
とにかく、補給物資を隠すのには好都合な立地だったのだろう。
前回学んだ通り、戦闘の基本は索敵である。
通常の2倍の距離を移動することができるダッシュも活用し、敵の位置を探っていく。
水色の線は通常移動、黄色の線はダッシュ移動。2倍の距離となる。
側壁に隠れていた敵兵を見つけ、グレネードランチャーでまとめて片付ける。こういったアビリティは昇進しなければ使えない。
敵の小部隊も撃滅。
いざ基地の中へ潜入しようとしたところ…
見つかった…
前線を押し上げすぎたせいで、突出した味方が敵兵に見つかってしまう痛恨のミス。
まとまって動いていないせいで、部隊からはぐれた味方が敵兵の射程圏内に。
かといって、密集しすぎるとグレネードで木っ端みじんである。
このちょうどいい配置間隔がXCOM2の難しいところ。
とにかく、全くの準備不足のまま接敵してしまった。しかも敵部隊は屋上に陣取っている。XCOM2において高所からの射撃は一番気を付けなければならない。
被弾率が格段に上昇するほか、遮蔽物に隠れていても、その上から攻撃される可能性がある。
しかしこの状況を打開するためのアビリティである。
ゲートクラッシャー作戦で昇進済みの第一部隊は全員兵科を持っている。
ここは強襲兵のアビリティ「ラン&ガン」を使用。
敵の背後へ回り込み、突出した兵士の援護へ向かう。
ダッシュ後にアクションが可能。
通常ならダッシュ移動をすると、そのターンは終了してしまうが、このアビリティを使用することでダッシュ後に射撃が可能となる。
「ラン&ガン」を使用し、一気に敵との距離を詰める
この決断が功を奏し、見事敵の主力部隊を倒すことができた。
敵の背後へ回ることで命中率にもボーナスがつく。一気に攻勢を仕掛けたい場合は強襲兵などの機動力を活かした戦術で、肉弾戦へと持ち込もう。
無事に物資を運び出し、回収地点へと向かう。
ミッションクリア。これで物資難に対処することができる。
第一部隊、連戦連勝
戦闘を経験していくことで、兵士もさらに強くなる。
積極的に戦場へ送り込むことで経験値を獲得できる。しかし戦死したら何も戻ってこない。
最後に兵士の訓練をご紹介。
XCOM本部にて、物資を消費して「ゲリラ戦闘訓練施設」を建設。
これで戦闘に参加せずとも、新兵→一等兵のクラスアップが可能になる。
兵士の訓練画面。最初はすべての兵士が新兵からスタートする。
兵士ごとに様々な初期ステータスが存在する。防御が高いもの、命中率が高いものなど。こういった場合は、初期値が高いものから訓練していこう。